Cocoon|ヘッダー・フッター・サイドバーの調整:グローバルナビゲーション(メニュー)

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ユーザーが目的の情報にアクセスしやすいよう、メニューの表示方法を最適化するグローバルナビゲーション(メニュー)

ウェブサイトのナビゲーションメニュー、特にグローバルナビゲーションは、訪問者がサイト内をスムーズに移動し、目的の情報に迅速にアクセスするために非常に重要な役割を果たします。特に、ブログや商業サイトなどでは、ユーザーが必要な情報にたどり着くためにナビゲーションが直感的でわかりやすいことが求められます。Cocoonテーマを使用している場合、メニューの配置やデザイン変更は比較的簡単に行うことができ、ユーザー体験(UX)の向上に大いに貢献します。

今回は、グローバルナビゲーションメニューの配置とデザイン変更の方法について、わかりやすく解説します。

グローバルナビゲーションとは?

グローバルナビゲーション(またはトップナビゲーション)は、ウェブサイトの最上部に配置されるメニューで、サイト全体を通じてアクセスできる重要なリンクが並んでいます。通常、ブログのカテゴリや商品ページ、会社情報、連絡先、プライバシーポリシーなど、ユーザーが頻繁にアクセスするページへのリンクを含んでいます。

グローバルナビゲーションは、サイト全体の「道しるべ」のような存在であり、訪問者が目的のページに迷うことなくたどり着けるようにするため、特に注意深く設計する必要があります。

グローバルナビゲーションメニューの配置とデザイン変更方法

Cocoonテーマでは、グローバルナビゲーションメニューの配置やデザインを簡単に変更することができます。以下の手順を参考にして、ユーザーが使いやすいメニューを作成しましょう。

1. メニューを作成する

まずは、メニュー自体を作成しましょう。WordPressでは、簡単にナビゲーションメニューを作成することができます。

  1. WordPressダッシュボードにログイン
    ダッシュボードにアクセスします。
  2. 「外観」→「メニュー」を選択
    左側のメニューから「外観」をクリックし、「メニュー」を選択します。
  3. 新しいメニューを作成
    新しいメニューを作成するには、「新しいメニューを作成」ボタンをクリックし、メニューに名前を付けます。例えば、「グローバルナビゲーション」と名付けておきましょう。
  4. メニュー項目を追加
    作成したメニューに、サイト内の各ページ、カテゴリー、カスタムリンクなどを追加します。例えば、ホーム、会社情報、お問い合わせ、ブログカテゴリーなどをメニュー項目として追加します。
  5. メニューの位置を指定
    メニューを作成したら、「メニュー設定」の項目で、「ヘッダーメニュー」や「グローバルナビゲーション」として表示される場所を選びます。
  6. メニューの保存
    すべてのメニュー項目を追加し終えたら、「メニューを保存」ボタンをクリックして設定を保存します。

2. メニューのデザイン変更

メニューを作成したら、次にそのデザインを調整しましょう。Cocoonテーマでは、簡単にデザインの変更ができます。デザインの変更には、色やフォント、サイズ、ホバーエフェクトなどを調整することができます。

  1. Cocoon設定からデザイン設定を変更
    ダッシュボードの左側メニューから「Cocoon設定」をクリックし、「デザイン設定」タブを選択します。ここでは、サイト全体のデザインを変更する設定ができます。
  2. メニューのフォントや色を変更
    「デザイン設定」画面では、ナビゲーションメニューのフォントや背景色、文字色を変更することができます。訪問者にとって視認性が高く、かつサイトのデザインにマッチした色やフォントを選ぶようにしましょう。
  3. ホバーエフェクトの設定
    メニュー項目にマウスカーソルを合わせた際の色変更(ホバーエフェクト)を設定することができます。ホバーエフェクトを追加することで、ユーザーに対してインタラクションがあることを示し、ナビゲーションが直感的になります。
  4. メニュー項目の間隔や高さの調整
    メニュー項目の間隔や高さを調整することで、より洗練された見た目にすることができます。特にモバイル端末で表示する際に、メニュー項目が詰まりすぎているとユーザーが操作しづらくなるため、適切な間隔を設定しましょう。

3. レスポンシブ対応のナビゲーション

Cocoonテーマは、モバイル端末(スマートフォンやタブレット)でも自動的にレスポンシブ対応になりますが、レスポンシブメニューをより使いやすく調整することも可能です。

  1. モバイルメニューの設定
    モバイル端末では、メニューがハンバーガーメニュー(3本線のアイコン)として表示されることが多いです。Cocoonテーマでは、これを「モバイルメニュー設定」からカスタマイズできます。ハンバーガーアイコンの色や背景色を調整して、ユーザーが直感的にメニューを開けるようにしましょう。
  2. タッチ操作に配慮したデザイン
    モバイル端末では、タッチ操作を行うため、メニュー項目の大きさや間隔に配慮することが大切です。小さすぎるアイコンや項目はクリックしづらいため、ユーザーが簡単に操作できるサイズに調整することをお勧めします。

4. ドロップダウンメニューの活用

もし、メニュー項目が多くて一つの行に収まらない場合、ドロップダウンメニューを使うことで、サブメニューを展開させることができます。これにより、サイト全体のナビゲーションをスリム化し、訪問者が迷わず目的の情報にアクセスできるようになります。

  1. ドロップダウンメニューの設定
    メニュー作成時に、サブメニューを作成することができます。メインのメニュー項目の下に、関連するサブメニューをドラッグ&ドロップで配置し、親子関係を設定します。
  2. ドロップダウンメニューのデザイン調整
    ドロップダウンメニューのデザイン(背景色や文字色、ホバーエフェクトなど)も「Cocoon設定」内で調整できます。訪問者がサブメニューに迷わずアクセスできるように、視認性の良いデザインにすることが大切です。

グローバルナビゲーションを最適化するためのポイント

  1. シンプルさを保つ
    ナビゲーションメニューはシンプルに保ち、訪問者が迷わないようにします。カテゴリーやページ数を絞り込み、重要なリンクだけを表示するように心がけましょう。
  2. ユーザビリティを意識したデザイン
    メニューの文字やアイコンのサイズ、色などは、ユーザーが目で追いやすいものにすることが重要です。また、ホバーエフェクトやクリックアクションをわかりやすく設定しましょう。
  3. モバイル対応を優先
    スマートフォンでの操作性も非常に重要です。モバイル端末でのメニュー表示を意識して、レスポンシブ対応やハンバーガーメニューを適切に設定しましょう。